東大院受験記録専門科目編

情報理工学系研究科 創造情報学専攻の受験体験。

もはや今更かよってレベルになってしまいましたが、専門科目編です。

アマゾン記事になってますが、大学の図書館とかにあればそれを借りればいいと思います.

私も大学の図書館で借りまくってました。

 

専門科目はわかりやすく、

  • 第一問、アルゴリズム
  • 第二問、ハードウェア
  • 第三問、ロボット系?
  • 第四問、単語

の4本立てになってます。(ただし、なぜか去年の2010年度(2009年8月)だけ第二問と第三問の順番がが逆だった。)

このうち3つを選択することになるわけですが、普通第三問以外を選択することになるでしょう。

第三問は何が出るかわかりませんから汗

 

以下、この4つの大問についてそれぞれ。

 

まずは第一問、アルゴリズム。

私が使った教科書は、普通に学校の授業で使った

  • Cによるアルゴリズムとデータ構造 (平田富夫)

なんですが、ネット上ではなかなか売ってないみたいでリンクは無しです。

よく言われるのがアルゴリズムイントロダクション。

第3巻だけ改定版がでてないのか、初版のリンクです。

アルゴリズムイントロダクションをちゃんとやれれば文句なしですが、割と大変なので迷いどころ。

ただ、過去問にアルゴリズムイントロダクションには出ていて、Cによるアルゴリズムとデータ構造には出てないところがあったのは事実。(でも見たことなくても普通に解けるレベル)

私はアルゴリズムイントロダクションは図書館で借りたけどほとんど読まなかったです。

 

アルゴリズム本はただ読んだだけでは絶対理解できないので、本の章末問題とかをちゃんとやって手を動かしましょう。

 

 

第二問、ハードウェア。

ハートウェアはこの二冊をやりました。

この二冊を一通りやって、その後、上巻に付いてくるCDを全部印刷。

印刷すると、この本一冊分くらいの量になるという…。(つまりすんごい多い)

でも印刷されたところからも過去問で出題されてるんで、やっとくしかないです。

この本結構大変ですが、オススメです。

この二冊以外は、OS関係とかやっておくとさらにいいと思いますが,余裕があればといった感じだと思います。

 

第三問、いろいろ。

いろいろと書きましたが半分はロボット工学(系?)です。

ロボット関係の研究室行くひとはさすがに対応できるようにしとくといいと思います。

ロボットじゃない場合は、他には画像処理とか意味ネットワーク(知識処理)とか。

同期に聞いてみても、第三問はすてるべきって人が結構いました。

 

あと、やっぱり教授が書いてる本ってのはチェックしておくべきです。

教授の名前で本を探しましょう。

僕は全員の教授のググって、名前で自大の図書館であるものは全部借りました。

そのなかで一番役に立ったのが稲葉先生のこれ。

後半に過去問っぽい図があって興奮した思い出が。

でも高いのでロボット関係を先行するわけじゃない人はレンタルでいいと思います。

 

代四問、単語。

10単語中4つを選択して解答ですが、一つの単語につき4,5行書けってことなんで意外と大変。

また、単語はかなり広い範囲から出題されるので難しいです。

例えば「形態素解析」とか言語処理専攻してない人には辛いはず。

僕は自然言語処理専攻なんでいいですが、CGのこととか聞かれても全く分からないし。

僕が先輩から教えてもらった対策はWikipediaを読みまくれでした(笑)

一つの記事読んで他にリンクして読んでリンクして、ってのを繰り返すといいよ!という。

まあこれは直前にやっても意味ないですね。普段からいろんな技術とかに興味を示して調べよう

 

本番近いので明日までに面接編書きます!たぶん。

 

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